
日本ではおにぎりがコンビニやスーパーで販売されていますが、それと同じようにマレーシア国民のソウルフードがナシレマです。
マレーシア に旅行に行った際にぜひ食べてほしいナシレマの魅力をご紹介します!
マレーシア国民の伝統料理「ナシレマ」
ご飯とココナッツミルクを指すナシレマは、マレーシアの朝ごはんとして人気の伝統料理です。
日本でも人気のあるチェーン展開の店でも、マレーシアではナシレマを出すほどポピュラーな料理。
ナシレマのナシは「ご飯」、レマは「ココナッツミルク」
ナシレマは文字通りココナッツミルクと、パンダンリーフやレモングラスなど一緒に炊いたご飯です。
伝統料理ナシレマの食べ方
ナシレマはご飯をバナナリーフに包んだり、油紙に包んだりして屋台などで売っています。
マレーシアでの一般的な食べ方は、付け合わせを添えること。
ナシレマはココナッツミルクなどで炊いたご飯だけではなく、茹で卵、ピーナッツや小魚を揚げたもの、きゅうりなどを添えるのが伝統料理としての食べ方です。
ソースにはサンバルブラチャンチリソースという、辛めの赤いソースをかけると出来上がり。
カスタマイズも可能
ナシレマの大きな魅力の一つがトッピングで自分好みにカスタマイズできるところ!
伝統料理としての素朴な美味しさはそのままに、追加トッピングとしてチキンの甘辛煮や唐揚げなども食べられます。
ローカルの人にも人気なので、朝ご飯として屋台がにぎわっているのを現地で見かけることもあるでしょう。
屋台では食べたいものを食べ、最後に清算をするビュッフェスタイルの場所や、一律で追加トッピングの価格が決められている場所もあります。
ナシレマを食べるならどこがおすすめ?
1.初心者ならクラシカルな味を堪能「Nasi Lemak Wanjor」
クアラルンプールの「カンポン・バル」という、昔からある街にあります。
1963年から開店しているというから驚き。
伝統的なナシレマを食べられると人気があり、グレービーソースとアンチョビからトッピングを選ぶことができるのが嬉しいところです。
営業時間は朝が早くて13時過ぎには終わるので、気を付けましょう。
2.観光客でも入りやすくて美味しい!「Madam Kwan’s」
「ナシレマを食べたいけれど、どの店を選んでよいかわからない…」、「ローカルすぎる店は不安」だという人向けのお店です。
ショッピングモールなどが立ち並ぶ、ブギ・ビンタンにある「ミッド・バレーKL」。
観光客が買い物帰りの地元の人でにぎわっています。
路面店ではないので入りやすいのに、伝統料理を注文しやすいのがポイント。
ナシレマ以外の一品料理もおすすめです。名物はイノシシカレー「Nasi Lemak Peel Road(啤律椰漿飯)」
Peel Roadにあるナシレマ屋で、店員さんにご飯をよそってもらったらトッピングは自分次第!
好きな野菜やフライドチキンなどのサイドメニューがあるので、リピーターでも飽きずに食べられるのが魅力です。
伝統料理の美味しさだけではなく、珍しいメニューが楽しめるのがポイント。
名物は他ではなかなか見ないイノシシカレーで、食べる価値ありです。
いかがだったでしょうか?この記事が少しでも役立てばうれしいです!