マレーシアには観光スポットにもなっている有名なモスクがいくつかありますが、中でも地元の方に愛されているのが「マスジットジャメ」というモスクです。
この記事ではマスジットジャメの魅力や、周辺のおすすめスポットなどをご紹介します。
市内で最古のモスク「マスジットジャメ」
うす茶色と白のコントラストが落ち着いた雰囲気を感じさせる、クアラルンプール市内で最古のモスク「マスジットジャメ」。
マレーシアの首都「クアラルンプール」の語源となった、2つの川が交差した場所にあります。
「マスジットジャメ駅」を降りると、モスクをすぐに見つけることができます。
マスジットジャメの周辺には常夏の国らしくヤシの木が植えられており、近くまで行くと荘厳な異国の雰囲気を感じられるでしょう。
マスジットジャメはイギリスの建築家Arthur Benison Hubbackにより、1909年に建設されたモスク。
白大理石で作られているからか涼しく、大都会の中で癒しの時間を過ごせるのが人気の秘密。
地元の方がのんびりと休息をする姿も見かけます。
マスジットジャメに入る前に知っておくべきこと!
マスジットジャメはイスラム教のモスクです。イスラム教のルールを守って観光を楽しみましょう。
1.入口でロープを借りる
イスラム教の教えでは肌を露出することが好ましくないため、薄着で出かけてしまった場合は入り口でロープを借ります。
特に女性は髪の毛を隠さないといけないので、フード付きのロープを着たらしっかり頭にかぶりましょう。
男性の場合でも、半ズボンやタンクトップなどの露出は控えねばなりません。
2.入館時間に注意
モスクはイスラム教徒の礼拝の場所です。
そのため異教徒の観光客が来訪できる時間は決められているので、礼拝の時間をしっかり確認をしてから行きましょう。
午前は8時半~12時半、午後は14時半~16時(金曜のみ15時)。
礼拝時間中は観光できませんので、覚えておきましょう。
3.カメラの持ち込みはOK
モスクによっては中の撮影を禁止している場所もあるかもしれませんが、こちらはカメラもビデオも持ち込みOKで撮影もできます。
入場料金も無料なので、気軽に訪れてみましょう。
マスジットジャメと合わせて訪れたい「セントラルマーケット」
マスジットジャメから歩いてすぐのところにある2階建てのセントラルマーケットは、水色でアールデコ調の外観が可愛らしいモールです。
中にはアパレル商品から雑貨まで、色々なお店が並んでいるのでお土産の購入におすすめのスポットです!
□アラビアン模様のランプをゲット
「Blue Eyes」は、売られているほとんどを手作りしているというこだわりぶり。
美しいイスラム模様を施したランプや、陶器の土産品を購入できます。
モスクの帰りによりたいお店ですね。
□珍しいなまこ石鹸
クアラルンプールでは中々手に入らない、なまこ石鹸を販売しているのが、「Nirmala Sari」です。
店の入口には可愛らしくパッケージされた石鹸が並び、思わず手に取ってしまいます。
マレーシアで万能薬として知られていたナマコを石鹸にし、小さいものだと300円ほどで購入できるのでバラマキ土産にも人気です。