
マレーシアの中でも一際目立った観光地なのが、マラッカです。
この記事では、マラッカ「オランダ広場」の楽しみ方をご紹介します。
世界遺産登録エリアのマラッカ「オランダ広場」から歴史観光
マラッカは14世紀末から栄えた古都で、クアラルンプールから訪れる観光客も多い人気の場所です。
マラッカは王国として栄えると同時に、中国人、アラブ人、そしてインド人などが貿易で利用する様になったことで、多様な文化が生活に根付く土地です。
また、ポルトガル、オランダ、イギリスと欧州の各国に統治されることで、東南アジアとヨーロッパが融合した珍しい文化や歴史建造物を見ることができます。
その中でも、1624年から統治されたオランダによる影響は色濃く残されています。
名前の通り「オランダ広場」は、この時代に作られた場所です。
サーモンピンクに塗られた建造物

オランダ広場で目につくのが、全ての壁面がをサーモンピンクに塗られた建造物です。
オランダ時代には灰色だったそうで、イギリス統治時代にビンロウ(タバコに似た効果のある木の実)を噛んで働いた労働者が壁を汚したため、全ての壁面が塗り替えられたと言います。
とにかく鮮やかなその光景は、インスタ映えすること間違いなし!
スタダイス
マラッカの歴史を知ることができるスタダイスは、オランダ語で「議事堂」などを意味します。
もともと総督などが滞在するビルでしたが、現在は歴史博物館として利用されています。

ビクトリア女王噴水
オランダ広場中心にあるのが、1904年にビクトリア女王のために造られたという噴水です。
市民や観光客が足を休める憩いのスポット。
時計台も見ることができます。
キリスト教会
こちらの教会は珍しいサーモンピンク色で、プロテスタント教会の味わいを見学できます。
最後の晩餐のタイルが見られる教会では、オランダ建築の様式美を鑑賞することができます。
セントポール教会
こちらの教会は白色で、塔が2つ並んでいる美しいゴシック建築です。
ピンク色の街並みに際立つ白さが、ヨーロッパ的で美しい建物です。
歴史の教科書でお馴染みの宣教師、フランシスコ・ザビエルの遺体が、9ヵ月間安置されていたといいます。
マラッカに行くならこれを楽しみたい!
トライショー
マラッカに行くのならぜひ楽しみたいのが、トライショーです。
花やキャラクターで飾られた派手な三輪車タクシーに乗りながら観光ができ、希望のコースやお任せもできるのでぜひ乗ってみてください。
セントポール教会からの絶景
オランダ広場から行きたいセントポール教会は、丘の上にあります。
そのためマラッカの街並みを上から見ることができ、街並みを歩いて観光しているのとは一味違った景色を見ることができます。
ぜひ、教会にいってみましょう!
歩き疲れたら休憩「ジョンカーデザート88」
オランダ広場から散歩をして歩き疲れたら、冷たいデザートで休憩。
10種類以上もあるカチャンというマレーシア版かき氷なども楽しめるので、暑いマラッカ観光にはぴったりです。
いかがだったでしょうか? この記事が少しでもお役に立てばうれしいです!