マレーシアで食べたいニョニャ料理は、独特の料理の仕方と味付けが魅力です。
こちらではニョニャ料理がどんなものなのか、特にオススメの料理も合わせてご紹介します。
ニョニャ料理は中華+マレー料理
マレーシアに出かけると、どこかで食べたことがあるかもしれない「ニョニャ料理」。
観光ガイド本にも必ずといっていいほど、ニョニャ料理について紹介されています。
しかし、一体どんな料理なのかは名前だけではわかりにくいですよね。
マラッカ発祥のニョニャ料理
ニョニャ料理はマレー地方に移住してきた中華系男性と、地元マレー系の女性が結婚して生まれた料理です。
マレーシアだけではなく、シンガポールなどでも食べられています。
食材や調理器具は中華料理のものを使い、調味料にマレー系のものを使うというのが特徴。
サンバルやウコン、ココナッツミルク、レモングラスなどのマレー系独特の香辛料を使っています。
豚肉を使わないという特徴も、イスラム教徒が多いというマレーシアの文化を反映しています。
見た目は中華料理なのに、食べて見るとスパイシーな香りと味が楽しめるのが人気の秘密です。
オススメニョニャ料理をご紹介!
それではマレーシアで絶対に食べたい、オススメのニョニャ料理をご紹介していきます。
□チンチャロオムレツ
マラッカの特産でもあるアミエビの塩辛をチンチャロといい、それを卵と混ぜて焼いたオムレツのこと。
ナンプラーを使い、ネギと一緒に焼くことでチンチャロの臭みを消して食べやすくします。
□ニョニャ・ラクサ
マレーシア全土で食べられているラクサは、その土地で風土やスパイスが変わり、オリジナルの味を生み出します。
ニョンニャラクサはレモングラスなどのハーブを使っているのが特徴で、一般的なラクサよりカレー味がマイルドで食べやすいと評判です。
□サンバル・ウダン
ウダンとはマレー語で海老を意味します。
マレーシアで海老は高級食材の1つですが、ニョニャ料理でよく使う激辛サンバルと海老を合わせた料理となっています。
□ポンテーチキン
骨付き鶏肉とじゃがいもを甘めに煮込んだ、日本の肉じゃがに似た料理。
白いご飯の上にのせ、ホクホクして食べるのがババニョニャスタイルです。
□ニョニャ・クエ
おやつで食べたいのが、カラフルな色見が魅力のこちらのデザート。
もちもち感が癖になる食感で、天然の素材で着色されているから安心です。
□ニョニャ・チェンドル
ニョニャ料理を食べに行くと、デザートで出されることが多いのがこちら。
かき氷なのですが、チェンドルという緑色のゼリーと混ぜて食べるのがポイントです。
甘くした小豆と黒糖蜜などをかけて食べる、日本のぜんざいの様な味わいが人気の秘密。
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